2008年11月21日

不条理な暴力を許さない

『ユナイテッド93』という映画がTVでやってまして。録画して見ました。映画館でも見た作品なんですが。9・11テロ事件で、ただ一機目標に到達することなく墜落した飛行機、ユナイテッド93。機内の乗客達がいかにテロを知り、テロリスト達と戦ったかを描いた作品で、ほぼドキュメンタリーと言っていい映画ですね。なかなか重い内容なんで、見るのにもエネルギーがいるわけですが、それでも現代社会を担う一員として目を逸らしてはならん、と少々気張って見たわけです。印象的なのは、墜落しようとする機内の中、被害者の乗客=アメリカ人が十字架をきり、加害者のテロリスト=アラブ人がアラーの名を呼ぶ、というシーン。監督の強烈な問いかけを感じます。

かたや日本。もはや宅配便の声にさえ警戒しないといけない世の中。相次いで元厚生事務次官宅が襲われ、前代未聞の状況に陥った中で、万万が一これが年金問題に対するなんらかのメッセージを含んだものだとするならば、市民社会に対する卑劣な挑戦と言わざるを得ません。まさに、テロということになる。仮にそうでなかったところで、犯人の人を人とも思わないような手口は許されない行為ですが。いずれにせよ、こうした犯罪が起きるようになった以上大切なことは声に出す姿勢だと。個人的にはそう思います。立場や職業を超えて、一人の市民としてこれは大事なこと。「不条理な暴力を許さない」というメッセージを、一人ひとりが発信すべき時代になったのかもしれません。一昔前は、そんなこと当たり前だったんでしょうが、どうやら現代はそんなに甘くはないようで、そこから僕らは試されているんだと思います。
posted by isoken at 01:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年11月06日

Yes,We Can

私はあなたの大統領になる―素晴らしい言葉です。アメリカ史上初のアフリカ系大統領になったバラク・オバマ氏。とにかく演説が凄まじい。素晴らしいどころではなく、凄まじいのです。ハートの奥深いところに言葉が直接突き刺さる。言語を超えた何か。英語か日本語かという問題すら容易く飛び越えたむき出しの生々しい魂。そういう演説なのです。この人の発する言霊の前では人種差別や宗教の違いもちっぽけなものと信じられるんだろう。yes,we can 我々は乗り越えられる。まるでロックスター(笑)麻生さんじゃ無理だなぁ。スケールが違いすぎます。
今や、アメリカはおろか世界中でオバマブームです。一つにまとまったアメリカ国民の姿を見て羨ましく思った人も多いのでは?
しかし、忘れてはいけません。我々には実に手近な前例がある。小泉さんが総理大臣になった時、多くの日本人がまさにあのように熱狂したものでした。そして、小泉さんのおかげで変わったこともたくさんあったが、良くないこともたくさんあった。オバマさん=小泉さん、とは全然思いません。でも、彼の言葉が大きく、カッチョよく取り上げられる時だからこそ冷静に耳を澄ませていたいです。彼に反論する人の声を聞き逃さないように
posted by isoken at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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